翠天雑記帳

2000年10月


裏番組/10月29日(日)

[だべり]

困ったことになった。BS放送に裏番組が出る時代になってしまったのである。 そういえば某*Cさ**が放送になった時に、 BS対応ビデオデッキとアンテナをアキバに買いに走った覚えが。 屋根に上ってアンテナを取り付けたっけ…。 目下BS放送の全ては1台のデッキ。三菱製(必須条件)によって完璧に録画されていたはずなのに。 あ、なんで三菱かって?三菱だけが16プログラムをタイマー録画予約可能なのだ。 他社は8プログラムが一般的。…って、そんなに必要なんですか?

ところがである。BS放送で裏番組である。どうあがいても1つのBSデッキでは録画不可能である。 うちのテレビはBSも見られるはずだからそっちの出力を外部入力につないでやれば… と画策したのだが、あえなく挫折。電源がずっとONじゃないと録画できないではないか。 …おろおろ。

私が初めてビデオデッキを買ったのは大学生の時だったか。高かった。 しかもS-VHSは更に高かったのであきらめた。やっぱりダビングもしたいし。 などと思い1年後くらいにS-VHS付きのデッキを買ったのである。 ちょっとは安くなっていた。BSは見ないからいらない。 余計なところにお金はかけないのである。 当然BS付きビデオなど眼中に無かった。ところが冒頭の様にBSデッキも 買うことになったのである。これが約2年程前くらいか。 ところが今回はBSで裏番組である。 …し…いのか。かう…かな…か。買うしかないのか!(嗚呼)

デジタルBS放送がドーノという昨今、 世はもうDVD-RAMかハードディスクレコーディングかデジタルVHS(売れてるのか?)か という時代である。こなれたVHS規格は量産効果もあって非常に安いのである。 2万円も出せばBS付きなどごろごろしている。私は見られれば画質は問わない方なのだ。 更に5000円も出せばS-VHSも付いている。うーんその程度の値段でS-VHSになるのなら…。 (画質問わないんじゃなかったのかよ。) こうして私はBS付S-VHS(三菱製)を後部座席に乗せ家路を急ぐのだった。ほくほく。 ←結局喜んでるし。

ところでうちのビデオデッキは結局何台になったのだ? 言っておくが私はかなり物持ち良い方なのだ…。 我ながら先見の明の無さに呆れる毎日。手元に溢れるリモコンに翻弄される日々。 ここで一つ家電メーカーにお願いがあります。 リモコンの赤外線送信コードって一社で最低5つくらい使い分けられると良いと 思います。関係ない機械が他のリモコンで動いてしまうのです。 …そういう状況に陥っている生き方自体何か間違ってると思います…。


ETV 2000/10月28日(土)

[だべり]

夜中のETV「日本の宿題」シリーズをたらたらと見ている。 TVってのはかなり限界のあるメディアで、論者の論をかなり削ってしまう。 言いたいポイントを絞りに絞ってもほんの少ししか伝えられない。 しかも絵と材料は制作者に任せられていて、誘導されてしまうことが多い。 それがあって尚、色々な話題を見せてくれて、考えさせてくれる。

でもまあそれは私が内的に考えるだけなんですけどね。 外界には何も出ていってなくて。 自分の中で考えてるだけって、誇大妄想になるか無限ループに陥るか ロクなことありません。だいたいTVで得ただけの少ない材料を どう料理もしようが無いものでしょう。もしかして「考える」んじゃなくて 提起された問題に感情面が刺激されただけ かもしれません。とりあえず寝よ寝よ。


弱弱/10月26日(木)

[だべり]

最近精神的に弱ってます。原因はだいたい分かってるのだけど、 どうも解消しようが無いというか。複合的で難しいです。ふぅ。 とりあえず行き場のない不安と孤独とストレスを 買い物にしたりメールにしたりweb日記にしたり。

それなりにストレスとつきあう方法とかは経験してきてるはずなのだけど、 やっぱりまだまだだというか。難しいもんですね。 あまり繊細な方では無いので多分自殺する様なことにはならないと思うけど。 恥をかかないように、弱みを見せないように生きなきゃいけないのかな。 抑圧されてる?競争、コスト、 と、とりあえず社会病理のせいにしてみたりして(ぉぃ)


WAGG/10月24日(火)

[Web]

製品評価サイトWAGG(バック) という所を知った。モバイル系の様々な物品をユーザが評価してしまうサイトだ。 なるほど面白い方向だと思う。 レビューアになるには登録作業を行わなければいけないので、 まがりなりにも責任みたいなものが発生するのはただの掲示板と違うところだろう。 レビューに対しての支持不支持を投票できるのも面白い。 レビューに対してのリンクが簡単になるように 「このページにリンク!」というjavascriptが張ってあって タイトルとURLを書いたAタグが表示される点は便利。

問題はレビュー自体があまり集まってない点だろうか。 自分の買ったものを自分の責任で評価するという人柱サイト?なので 元から人気の無い製品はレビュー自体が付かないかもしれない。 面白い試みなので成功してもらいたいものだ。 支持ポイントが集まって月間一位になるとグッズのプレゼントがもらえるらしい。


MOVIX/10月22日(日)

[だべり]

映画見てきました。新しめの映画館で松竹の MOVIXっていうブランド? がやってる複合映画館。新しいだけあって、席も広くて前の人の頭で スクリーンが隠れたりしないし、なかなか良かった。音響も良。 映画も色々やっていてその場で考えてから見ることもできます。 かなり柔軟なプログラムを組んでいて、同じスクリーンで別の映画を流したりします。 あまり客の入らない映画は割を食らう感じがしますが。で、くらったけど。 上映の後に他の映画が間に入って、その後上映だった。 初めの時間に間に10分遅れていったら次は4時間後。ぎゃん。 総入替え制なので、人気映画も立ち見しなくていいです。 私が見たかったのはさっぱり人が入ってなくて、次の回も見たいのだが…と思いましたが。 総じて総入れ替えってのは正しいでしょう。 時間にならないと入場させてもらえないので、それまで時間をつぶす必要があります。 だいたい郊外型ショッピングモール等に併設というポリシーらしいので、 そんなに暇を持て余したりは無さそう。放映10分前くらいに入場開始です。

やっぱり映画館はいいですね。1800円するのは日本では仕方ないかと割り切って、 大画面と良い音響で見る映画は違います。アメリカは人口が多いから安い値段なのかな? これがつまらない話だったりすると金返せってなるけど。 500円くらいだったらビデオともタメ張れそうな気もしなくないのだけど、 流石にマクドナルドの様にはいかないか。 映画って「映画を見るぞ」っと出かけていかなければいけない訳で、 受動的に見るTVとは集中度が違う感じがします。 スクリーンのサイズもやはり映画館にはかなわない。

あ、何の映画見たかって?ばればれなので書きません(汗)


日記系/10月21日(土)

[だべり]

日記を認めるシステムたち というページがあって、なーんだ結構な日記自動化装置があるのですね。 大体は掲示板とそんなに変わらない程度の簡単なシステム。 やっぱりそれなりのシステムになってるのはhnsかな。妖しさも大だけど:-)。 動的システムでの運用が主なので重いのが困るかも。

リンクを回って見るけど、どういう機能があるのか?どういう動作をするのか? 等を書いていないものも結構あって。やっぱり説明書きは大切だと思いました。 全部ダウンロードして試すなんて面倒でやってられるか。 最低限動作している日記のサンプルと効能書きくらいは書いてもらわないと、 使ってもらえないです。

世の中色々あるもので、掲示板に毛が生えた程度のperlCGIでシェアなものもあります。 お金払ってくれる人いるのかしら?まあ私が心配することじゃ無いけど。 「日記」と一括りに言っても実現させてる内容は色々な訳で、 入力もWebから行う「個人掲示板」もあれば、メールで送信するとWebに反映されるもの色々ある。 cgiになって動的に生成されるものローカルでhtmlを生成するもの色々の様です。 使用されている言語もPerl,awk,Ruby,Java,emacs-lisp,C++などなど、 まあテキストを処理できる言語なら何でもありだね。

一番システム的に大変そうなのは 土佐日記システムだけど、 これは研究室内で使う用に開発したもの?で、配布しているものでは無いみたい。 XMLパーサを使って日記を生成するのだそうだ。すげー。 でも独自のDTDで日記を記述しなきゃいけないそう。 日記にここまでしてやる必要があるのかとも思うけど、 やはりこういう突出したのも一つくらい無いと。


コンソールのタイトル/10月20日(金)

[Perl]

愛用し出したw3mなんですがNT4だと終了したときに、 DOS窓のタイトルが見ていたURLのまま終了しやがるので修正スクリプト。 これをSetWindowTitleとでも名付けて保存します。 後はw3mを起動するラッパーを作って噛ませればOK。 1番目の引数が任意のタイトル文字列になります。 Windows用のActivePerlでしか使えませんけど。窓いじるのもperlだと簡単。

#!/usr/local/bin/perl
use Win32::Console;
print "Usage: $0 \"Window Title\"\n" if $#ARGV == -1;
$p = new Win32::Console();
$p->Title($ARGV[0]);

Visor Prism/10月19日(木)

[Palm]

Visor Prism が発表されましたね。65535色カラー液晶なのだとか。 充電式だけど電池の持ちは2ヶ月なのが良さそう。

Palm系デバイスのサイズ比較 2
名前 縦(cm) 横(cm) 厚(cm) 重(g) 付記
Pilot 1000 12.0 9.7 1.8 162 初期型
Palm III 12.0 8.1 1.8 162 初期に近い型
Palm Vx 11.4 7.8 1.0 113 薄型
Palm m100 11.8 7.9 1.8 137 簡易型
TRGpro 12.1 8.2 2.0 170 CFスロット付
Visor 12.2 7.6 1.8 153 多機能型
PEG-S500C 11.5 7.1 1.5 120 SONY CLIE(カラー)
Palm IIIc 12.8 8.0 1.7 193 本家カラー版
Visor Prism 12.2 7.6 2.0 196 16bitカラー

表の下から3機種が現在出ているカラー版のPalmデバイスなのですが、 Visor Prism思ったよりでかい。IIIcを持ったときにズッシリと重い 感じがしたのですが、重量はそれより重くなっています。 大きさもIIIcより、単純な掛算の嵩では6%減の体積比で、 より重く感じてしまいそうです。 VxのIBM版(50J)を使ってる私としては、この薄さ軽さになれると、 他のPalmはちょっとという気がします。

こうなるとカラー版の大きさという点ではSONYのが飛び抜けて良い。 でも液晶暗かったし、 バックライトは無かった(あるのだけど暗くて点いてるか分からない)し、 かなりがっかりなカラーでしたが。実際店頭で見ても全然ついてないとしか思えない。 バックライトの明るさなんて、技術的にどうとでもなると思うのに、 どうしてこんな風にしてしまったんだろ? 次のCLIEを買わせるための陰謀とか(そりゃないか)。 Tosy氏から 「白黒版の値段でいいから買ってくれ」などと言われてしまいました。 ところでCLIEですが他の白黒液晶Palmと違って タッチパネル面がふかふかする感じがしたのですが。保護フィルム?

こう見てくるとPalmのカラー版デバイスはまだ発展途上な感じです。 私が知ってる小さな画面のカラー液晶で良い印象を受けているのっていうと ゲームボーイカラー(画素数160x144かな?)くらいなのですけど (Palmは160x160)、あれはバックライト無しだし98年発売だしどうなのかな? 日本語で使うことを考えると色より画素数を上げてくれと 思わないことも無いのだけど、英語圏じゃ全然問題無さそうなので やはりかなり先の話になりそうな気がします。

追記:tableがNNできちんと読めないかもcssで色を設定してるのだけど…。 NN4.7では「とりあえず(左にずれて)」表示されてます。 きちんと表を読めない方OSとブラウザ名とバージョンを教えてください。


w3m/10月18日(水)

[Web]

w3m というテキストwebブラウザを カヅサツさん に教えてもらいました。元々UNIX系のブラウザで、 ktermの上からひょいとwebを見るなんていう用途に使います。 Cygwin版のバイナリがあるのでWindowsで使ってみました。 山形大のftpがどうも死んでるっぽかったので、ミラーしてる所から。 lynxと違ってテーブルもフレームも格好良く表示できます。おぉすげー。 色つき表示だとエスケープシーケンスの後ろが何故か表示されてしまったけど。 ページのキャッシュはされないそうなので、本格的なブラウジングには 問題があるかもしれませんが、なにしろ軽いので、 lessの代わりにブラウザとしても使えそうです。 PocketBSDでは無くてはならないブラウザだとか。 ローカルに保存してあるhtml文書をちょこっと見るのにも適してます。

基本的に設定無しで使えてoボタンを押して軽い設定をします。 元々Unix用なので画像ビューア等はxvを設定してあるみたいで替えられません。 適当なWindowsビューアをxvに改名して使えば良いかと思ったのですが ファイル渡しの画像へのパスの引き渡しに問題がある様で見られませんでした。 そこでソースをCygwinでコンパイルしてみました。 config.hの#define INET6という行を削ってIPv6不使用にしたら通ったのですが、 いきなりhandle_exceptions: Exception: STATUS_ACCESS_VIOLATIONというエラーが 出てcore dumpします。cygwin版のmakeの仕方何処かに書いてないのかな。 仕方ないので出来上がってるバイナリ使っていますが、己の技術力の無さにがっかり。 ローカルCGIというw3mが自前でcgiを起動してしまう仕組みがあるそうなのですが、 それも動作せず。う〜む。


飽和する世界あるいは倉庫に住む/10月17日(火)

[だべり]

他人の部屋に行くとこうなにか片づけなければいけないものが溜まってません? 服だのグッズだの本だの。思わずそれはもう捨ててもいいんじゃ ないとか言いたくなるものが多くないですか?シンプルな部屋に住んでいる方を見ると、 ちょっとだけ尊敬してしまったり。何にお金を使うとそういう部屋になりますか? 自分を振り返ってみるに、ろくでもない部屋なのが思い返され、 なら自分の部屋を初めて入って見た気になって観察してみるともう これは人の住むところじゃないというか、どうでもいい荷物が多すぎるというか、 「捨てる勇気!(c)ケロロ軍曹」っていうか…そろそろ片づけないとな。

どうも学生の時より漫画本が増えているのだ。 いや微分値が増加しているというか。変化量の問題だ。 学生の時、漫画は借りて読むものだったので 余程のお気に入りじゃなないと買わなかった。 というかまあ貧乏だったんだな。ところが最近は借りるつても無いので買っているのだ。 読む量自体は逆に減っているかもしれないので、 今更ながらスゴイ量だと思わずにはいられない。自分の食った食い物が そのまま残っていると考えたらこれはすごくないか?本ってそういうものだ。 最近部屋を片づけた友人Tによると、ほんと古本屋に持っていっても 金にならないのだそうだ。最近は家まで引き取りに来てくれる古本チェーン店 もあるみたいで、ごっそり持っていってもらうのもいいかもしれない。 5年参照してない本はもう捨てても良いのではないかと思われるのだが 未だに捨てずに取ってある本が山ほどある。 しまい込んだはいいけど取り出せないという方が正しいかも。

考え方を改めないといけないかもしれない。 入力より出力を大きくするとか。2冊買ったら3冊捨てるとか。 そういうペースに持ち込まないと、たまる一方だ。 どうも消費社会の毒を溜め込んでいる様な気がする。 たまに本を引用したいという状況があって、 たしかあの本のあのあたりに書いてあった…てのがあったときに使えない。 捨てるということにこういう怖さというか何かがある。 でもそんな状況は月に1回あるかどうかで、 年でも12回だ。それを微々たる量としてしまってもいいのではないだろうか。 年12回ってものならレンタルでもいいのではないか。 漫画喫茶なんかでもいいのかもしれない。 むしろそういう場所を探す努力をすることが良いのではないか。

ここ数年振り返ってみるに私はずっと消費者なのだ。内的に言い換えれば インプットばかりでアウトプットがないというか。情報を消費するだけで 生産していないというか。まあ娯楽として楽しめればいいのだけど、 それだけでもなんだかなというか。この世界の取り替えのきく なにものでもないわたしな訳で…。 今溜め込んでる本だの服だの雑誌だのを1/3くらいまでにしてみたい。 そうなればちょっとだけ部屋も身軽になって、 ついでに心の機動力も上がるのではないか。 そんな風に思った。


勧誘と販売と苦瓜/10月16日(月)

[だべり]

どうも最近「ミュシャ展」にひっかけられる方が多いらしい。 同様に「天野喜孝展」「ラッセン展」があるらしい? 知り合い2名が話をしていました。どういう話かというと だいたいこんな感じ で、無料の展覧会やってます見ていきませんか〜と言われて入ると実は展示販売会で、 販売員がやってきて「購入ご相談の席」に通されるという段取り。 私は田舎に住んでるのでそんな状況は無いのですが、 やはり大都会は違うの〜。恐ろしいの〜。 1枚22万だとか。ひー。ここのURLの方は3時間半「接待」を受けたらしい。 知り合いの1人は5時間だとか。ひょえー。 どの方も買わずに済ませられたのがまあ良かったねというか唯一の勝点というか。 消費生活センターにも 強引な勧誘で契約した絵画 なんて話題になるくらいよくある話らしい。

女性で一人だったりするとやはり断るのは大変かとは思うけど、 歌舞伎町のぼったくりバーじゃ無いから、そんなに危なくないし。 やはり「いらない」と言うのが基本な気がします。 色々理由を付けて遠回しに断るってのは撃退上級者がやることで、 まず理由の有無なく「No」の意思表明が大切かな? 相手が話しをしていようがお構いなくです。 会話ではなくこちらからの一方的な通告なのです。 そもそも相手は普通の販売員じゃ無いのだから、 野良犬と対峙したと思ってどう攻撃/退却するかを考えなければ。 相手の言質を取って断わるといったスマートさはまずこれが出来てからの話で、 たとえスマートじゃなくても頭の10秒で断ってあげる方が 相手の時間も損させないし、どちらにとっても得だと思いませんか。

この手の販売は子供の頃じつは予防接種を受けたことがあって。 昔ながらの押し売りとまでは行かないけれど、家の玄関で延々ねばるタイプの訪問販売。 その時は留守番してたんだったかな。どうだこうだと延々説明してる所に 母親が帰ってきて「いりませんから。帰って下さい。」と 字面とは裏腹にそれまであまり見たことのないすごい剣幕だった。 訪問販売のおっちゃんびびっちゃって(私もびびった)、 すごすご帰っていった姿が印象的だったのですが、 その後お前も悪いはっきり断れと説教されました。 そのせいか大学時代の新聞勧誘も変な契約せずに乗り切った様な気がします。 ていうか新聞くらいは取りなさい?ね?

訪問販売じゃなくても、結局断るのを分かっていて変に親切になるのは、 実は自分にも相手にもダメージ大きいんだよなと感じることもあったりして。 そんなこと当たり前の様に分かってるつもりだったんだけど、 実は全然分かってなかったんだと、思い知らされるのは結構つらいというか。 方針を理解するのと、実際の力加減の程度ってのは別で、 言い過ぎたり言わなさ過ぎたり、やはり現実に対峙してみないと分からない。 でもほんのすこしだけ理(ことわり)っていうものが分かった気がして、 傷つけて傷ついて泥の中を歩く中で少しはマシな人間になったと思いたい。


見栄えの再定義/10月15日(日)

[Web]

ついでに背景画像とかをcss用にちょこちょこと替えてみたり。 でもno-repeat scroll top leftとかって指定をしたので NC4.?系の方には見られなかったりします。多分。NC6pre3あたりなら 見られるのかな?ナビゲーションバーの下線を右側から7割くらいまで延ばして 中身の文字も右寄せでレイアウトってのも、ついに解決。 なんだこんな簡単なcssで出来たんだ。 結局色々いじって内的満足度だけはあがるのだけど、読む人にとっては 単なる見栄えですし。どうでもいいんですけどね。飾りです飾り。 昔のファイルは修正するのやめました。


料亭/10月14日(土)

[だべり]

9/30の音係をやった方々の打ち上げがあった。 折角だから参加させてもらう。会場の田舎の商店街の並びで一番良い店なんだそうで、 懐石料理なんだそうで、誰だ?店決めたの。お品書きが鉋で薄く矧いだ 木の皮というか紙に書いてあって(正式な名称を知らない)、雰囲気は出ている。 今年初めて松茸食いました。柿がデザートでした。 無花果を煮たのはちょっと不味かったが。 一人暮らしだと「季節の物」って殆ど食わないので結構嬉しかったり。 でも土瓶蒸しとほぼ同時に、 スパイスの効いた白身魚の餡かけを出しちゃうのはどうかと。香りが消えてしまう。 メンバーの一人の土瓶蒸しからはムカデの茹で上がったのが一緒に出てきたし。 松茸に紛れ込んでいたんでしょうねえ。クレームはつけないことにしたらしい。ふむ。 やっぱ田舎の店なのかなーってのが最後の印象。店内は結構雰囲気あったし私は満足でした。

そんでもって私は腹8分目でこんなもんかなーと思ったのですが、 他のメンバーは皆さん私より若くて全然食い足りないのだそうで、 二次会に繰り出していました。帰りの時間もあるので私は先に失礼させて頂く。 ごちそうさまでした。


counter改造/10月13日(金)

[Web]

どこからか取ってきたフリーのperlCGIカウンタだったのですが、 &っていう実体参照文字を&に 変更してくれてなかったので修正。これで安心。 これはXBM画像を直接吐く形式のカウンターで、桁数やカウンター名を 起動する時に引数として渡しています。そこに実体参照が入ってくる。 この引数のデコード部分に1行付け加えて対応させました。

$buf =~ s/&/&/g;

たったこれだけ。このお気楽さがあるからperlって好き。とっても楽。 マシンにはperlを起動する負荷がかかりますが、 どうせアクセスが多い訳じゃないしね。(喜んでいいんだか悪いんだか) アクセスの多いところは(カウンタ百万回とか)サーブレットでも使ってもらうとして 小さいとこならperlが楽でいいよね。枯れてるから何処にでも入ってるし。 perl5でコンパイルした形式ならもうちょっと早いのかな? imgタグを吐く形式のSSIカウンターはprint部分の文字列をいじって修正。 これも小文字にして"を入れてborderを外しただけ。 これでだいたいXHTMLになったかな?

ディスクスペースの関係で削除していたNC4.7を復活させて どう表示されるのかチェックしてみています。 XHTML自体は問題ないですが、CSS対応はやっぱり変な感じです。 Netscape(AOL)とはまた別の団体って感じになっているMozillaから Mozilla Milstone 18 ってのがリリースされてましたが NC6pre3 も落としてこないとダメなんですか? 最近回線細くて10M越えるのは課金も電話代もかかるので ちょっと落としたくないという数世代前のネット接続環境って感じなので…。 DSLかケーブルでさくさくってのは何時になるやら。 雑誌の付録CDなんかに付いてないのかな? 最近はSetupプログラムだけを取ってきて、そいつが設定をして でかい本体を取りに行くって格好なんですね。


XHTML 2/10月11日(水)

[Web]

だいたいいいかな〜と転送してみたのですが、大穴。アクセスカウンターが 吐くコードがXHTMLじゃない。そりゃ気が付かない。 ローカルだとカウンターなんて動かしてるわけ無いから。 おかげで HTML Validation Service だとぼろぼろ。 カウンターを修正しないといけないのか。もう設置して以来さわってないから 手元にソースが残ってないし。 ついでにcssのチェックも やってみたらあかんぼろぼろや。修正修正。ローカル用はjava classで、 sunのjava取ってくるの面倒なのでMSの?jview.exeっていうのを使いました。 CUIなので問題なく動きます。多分c:\windowsにIEか何かが一緒にぶち込んでるのでしょう? Class名指定がorg…と長いのでこんな感じでバッチファイルにした。 Usage付けるのは自分でも何のバッチファイルだか忘れてしまうから:-)

@ECHO OFF
IF "%1"=="" GOTO ERROR

set CLASSPATH=%CLASSPATH%;.\validator.zip
JVIEW.EXE org.w3c.css.css.StyleSheetCom %1
GOTO END

:ERROR
ECHO usage: csscheck.bat CSSfile.css
:END

DOCTYPEの意味も、 書いてあるし安心ですね。システム識別子もXHTMLでは必須なのか。 勉強になるな。なんだか毎回参照に行きそうで気になるのが嫌な感じ。 ローカルでも動くしそんなことは無いのだけど。 XMLの決まり事らしいのでまあそんなものかと納得。


XHTML/10月9日(月)

[Web]

XHTMLというものを使ってみようかと思い立ってみる。 最近の(って程でもない?)トピックをお試ししておこうといった感じか。 ほんとは完全に自己満足(おいおい)。とりあえずページをXHTML 1.0 らしきもので書き直してみるが、本家の情報じゃなくて 日本語訳の二次情報ばっかり見ながら書いてるので、 DOCTYPEとかHTMLの所に何を書けばいいのかイマイチ分かんない。 あとヘッダ部分も細かいところがよく分からないまま。 まあAnother-HTML lintで100点だし大体いいか(いくない)。 他のページも(だいたい)HTML 4.01 Strictで書いてるので変換は楽だと思う。 いい加減に作ったhtml→xhtml変換スクリプト に食わせればタグの変換等はほぼOK。大文字→小文字とかそんなのだから。 あとはちょこちょこと手直し。

これで済めばな〜んだ簡単。って話なんだけど、 問題はXHTMLやCSSの非(半)対応ブラウザだ。 ブラウザはNCとIEでほぼ9割だと思うのだけど、(最近はドリキャスとかあるかも?) そいつらの古いブラウザにはどうやって対応させたらいいのかがよく分からない。 系統的にどう対処すればいいか書いてあるページって無いのでしょうか? 現在はWin IE5.5でしか見栄えをチェックしてないのだ。よくない。 せめてWin NN4.7あたりではチェックがいるか。 なまじ策定中規格の先っぽに近いXHTMLなんかで書き出すと、 こういう本質的には不毛な努力(少なくとも私には)が必要になる。 かといって最後は人がブラウザを通して見る訳だから、やらない訳にはいかない。 NCもIEもMac版とWindows版があって同じバージョンでも挙動が違ったりするからややこしい。 NCならUnix版もあるし。NC6あたりがいいかんじになってきたし、 もう皆さん一斉に最新版に移行したりしないですかねぇ(発想が間違ってる)

誰にでも無難に読める頁にしようと思ったらDOCTYPEなんて書かないで、 全部ブラウザ任せにした方が楽できて幸せなのかも。 Mosaicで見ながらweb書き始めた頃なんて、 <html>も<head>も書かないで<title>と<body>だけで 書いてたからなぁ。今でも通用するのだろうか?


玄奘西域記/10月8日(日)

[漫画]

諏訪緑/玄奘西域記 1-4./小学館 プチフラワーコミックス

三蔵法師のモデルである玄奘の、長安から天竺への旅を描いた 歴史ファンタジー。西遊記モノでは無いので悟空も芭蕉扇も出てきませんが、 若き玄奘の喜び悩みといった心が非常に良く書けている作品です。 この作品で玄奘は僧侶である兄の通訳兼護衛として登場します。 まずそこでびっくり。坊主じゃ無いので髪の毛あるし。 その兄との関係、天竺人と突厥人のハーフ、ハザクとの友情、 仏教大学を出ながら祈祷師として生きるプラジュニャカーラとの出会い。 フィクションなので、史実とはかなり違うそうなのですが、 こんなことあったかもしれないと思わせるところが流石。

メインストーリーの間には登場人物に宗教と世界の関係を語らせます。 現代で考えれば俯瞰できる簡単な話ですが、当時の人間がこう考えながら 生きていたのかも?と思うと、ぐっとくるものがあります。 歴史ファンタジーならではの楽しみというか。 時々ホモネタで受けを取るのはプチフラワーだから仕方ないのか? 歴史物なんで巻末の参考資料が多いのがすごい。

[だべり]

久しぶりにTopの絵を 換えました。月一くらいで変えたかったのに、もう全然だめ。 夏なのに春の花ってのもいかんなーと思いながらそのままもう秋です。 やっぱデジカメが古くてでかくて起動に時間がかかって、 気軽に撮影出来ないから…機材の所為にすると楽だな。

デジカメもずっと使ってると、自分の使い方が分かってきますね。 メモとかスナップ写真的が多くて、芸術写真みたいのは 全く撮らないってことが分かりました。となると良いモデルは 画素数の多いものではなくて、起動やメモリ保存が速くて、 シャッターと実撮影タイミングのズレ等の小さいモデルが良い ってことになります。持ち歩ける様なるべく小さいものならベター。 現在のメイン使用がCFカードなのでCFなら尚良し。といった感じ。 でも光学ズーム機能は結構使ってるからいるかな?


優勝/10月7日(土)

[だべり]

やきうで優勝が決まったらしい。みんな嬉しそう。 TVで見てるとなんか川だか噴水だかに飛び込んだりしてる。 すごい数の人が大喜びしていて、そういえばオリンピックも みんなで大喜びしてたな。あれはもう放送あればっかで もうウンザリだったけど。

どうもなんか子供の頃から興味が無かったのです。野球とか。 親には野球の話くらいできるようになりなさいと言われてたな。 高校の頃にはもう諦められた気がするけど。 だいたい興味ないのに選手の名前なんて覚えられるわけ無いですよね。 なんで皆さん選手の名前をあんなに言えるのですか?

まあそれはどうでもよくて、大喜びするものって人それぞれ だと思うのです。みんなで大喜びできるものってとても良いと思います。 連帯感とかありますしね。何故か安売りセールとかあるし。はは。 でも私は野球で何処かのチームが優勝しても何も嬉しくなくて。 ユーゴの大統領交代劇とかのほうが興奮するし大喜びできません? どっちらもTVで見るだけだし、私からの「距離」っていう分には 野球もユーゴも全然変わらないですよ? たとえマイノリティでもひとそれぞれ。 他人に何と言われようと。場合によっては世界を敵に回しても。


地震があった/10月6日(金)

[だべり]

昼間っから結構揺れたんだけど。 全然被害は無し。部屋の上の方に置いてある段ボールが落ちてたくらい。 なんか心配して電話したりメールしたりしてくれた方々 ありがとうございました。地震慣れしてるので平気です。 (非常用持ち出し袋とか持ってないけど←結局ダメ) 地元の人は生まれて初めてくらいの大地震だそうで、 結構びびってる人がいたりしてなんか楽しい。

と思ったら「なんか嬉しそうですね」と言われてしまった。 うっっ。そうなんです嬉しいんです。台風とか来ると嬉しいし。 地震なんか来ようものならもう嬉しくって。火山爆発の時も書いたな。 いやほんと被災地に住んでる方や被害受けてる方には申し訳ないのだけど もうニヤニヤニヤニヤ。なんか精神的にヤバいものがありますか? 分析しないように。雷とかも嬉しいです。あんまり珍しくない ので、嬉しさもそこそこだけど。でも生身の時の雷は恐いですね。 山の上とかだと横から飛んできますしね。 何の話してんだ。まあだべりだしいいか。


電源管理/10月4日(水)

[PC]

Librettoの電源管理が壊れて変更用のダイアログ出てこなくなった。 レジストリがおかしいのかと思ったら、どうやらそうじゃないらしい。 昔のレジストリを移植しても直らないのだ。ファイルが無いとか壊れたとかそう いうことなのか?と思って昔のHDDにすげ替えてみたのだがやっぱりダメ。 ここに来てハードの問題ってことに?ううむ。 どっちにしても私にはもう何処を直せばいいのか分からない。 どうすりゃいいんだ。


Mobile press/10月3日(火)

[だべり]

私の好きな雑誌に Mobile press (技術評論社)がある。 昔は月刊だったのだが人気が無いのか季刊になってしまった。 何故好きかというと怪しいから。 一見王道のPalmやWinCEの記事があるかと思えば TipoやHP200LXなんかの記事があったりと、 他にも怪しい記事満載で読み飛ばす所がない。 いわゆる「ライター」が書いてるのではない、「その道のマニア」に 依頼して書いていると思われる記事の方が断然面白い。 それなりに書く内容に思い入れがあって文章を書いているから、 行間からにじみ出る情念の様なものが半端じゃないのだ。 熱い記事が多いといったところか。 この雑誌を読んでいて心地よく感じるのが、 現状に満足していない点。未来を模索しているというか。 このモバイル端末はここが良いここが悪いと書くだけじゃなく 「今後はこうあるべきだ」「こういう機能が欲しい」といった 展望を語ってくれるところ。これが「熱さ」につながってる。 そんなわけで好きなのだ。完全にモバイルマニア向けの雑誌で ハウツー記事も無いし(たまにあると改造とかやたら高度だし) 一般受けしなさそうなので、今後どうなるか不安なのだけど 頑張って欲しいもんです。


プラズマディスプレイ/10月2日(月)

[PC]

50インチのプラズマディスプレイPDP-502HD が家電屋に展示してある。すげー綺麗。…欲しい。でも160万円…。 プロジェクタより断然明るいし、一枚板の液晶では流石に無理な大きさだと思う。 流石に横137cm縦76cmもあると、置き場所に困りそうだけど。 何故か民生用の「テレビ」にはPC用の入力端子がありません。なんでかなぁ。 画素数は1280x768dotで、同じディスプレイを使った 業務用 はPCのモニタとして使えるのだけど。 こっちのは1280x1024dot(SXGA)、1600x1200画素(UXGA)も圧縮表示できるとか。 車趣味の人なんか数百万の車を買う訳だし、物好きなら買いそうだが。

画質はとても良かったので、あとは値段だけ。今はどうしても高くて。 歩留まりの問題なのかなぁ?せめて50万円くらいにならないと。 CRTと違って原理的に画像のひずみが無いし、液晶より断然コントラスト良いし。 28インチくらいの商品が無いのはやっぱり液晶やCRTに比べて割高だから? とはいっても「壁掛けテレビ」が私が子供の頃は夢だったから、 それを考えるとノートPCのモニタなんてすごいのかもしれない。


HNS 2/10月1日(日)

[Web]

HNSの作者にメールを出してみた。といっても代表emailの様ですが。 お返事が帰ってきて、できることできないことありそうです。Perl5なので 自分でCGIをhackすればいいのかもしれませんが。自分で変更するとupdateされ た時に結構大変だったりとか。オブジェクト自体をオーバーライドしたりすればいいの? どうやればいいのかよく分かってないです。テーマ設定ファイルも 何やらオブジェクト指向っぽい変数の表記があちこちで、 なんだか下手にいじれない感じ。これを機会にperlでOOPを理解してみるかなあ。